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松澤宥・植田信隆展 ヒロシマから消滅する人類へ 警鐘は繰り返される

  • 会期:2020年5月19日(火)〜31日(日)
    ※当初の予定より1週間延長いたします
  • 休廊日:月曜日
  • 時間:11:00〜20:00 (19火と30土は19:00まで・最終日は16:30まで)

 

  • 関連シンポジウム(オンライン配信)

●【松澤芸術を語る】
柿木伸之(広島市立大学国際学部教授、哲学、美学)
植田信隆(作家)

●【概念芸術と松澤宥–美術史の中の松澤宥–】
出原均(兵庫県立美術館学芸員・元広島市現代美術館学芸課長)
※シンポジウムにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場にて非公開で収録をさせていただき、後日動画を配信いたします。ご聴講を予定されていた方には大変申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいませ。

 

松澤宥(まつざわゆたか/1922-2006)は、概念芸術の創始者の一人として世界的な評価を受けた作家であり、言葉とパフォ-マンスが彼の主要な表現手段でした。それゆえ、今回の展覧会では、彼のコンセプトそのものが主要なテーマとなります。曼陀羅形式に構成された枠組や原稿用紙が彼のキャンバスであり、人類へのメッセージが彼の絵具であり、その言葉が色々なニュアンスを持つタッチとなります。それは、時に詩的であり、時に秘めた諦観であり、時に過激な恫喝であり、時にユーモア溢れる地口となって描き分けられていきます。

 

松澤宥と植田信隆との出会いは2002年の植田の個展で始まり、2004年の広島市現代美術館での「松澤宥キュレーション展」と「九つの柱」という展覧会へと発展していきました。その時のキュレーターがシンポジウムに参加してくださる出原均さんでした。今回は、そのほかに柿木伸之さん、アラン・ロンギーノさんという素晴らしいゲストをお迎えする予定です。この広島市現代美術館での展覧会の際に生まれた植田のC.G.と言葉による表現をリメイクした作品が本展では共に展示されます。

 

松澤作品としては、九字九行作品の他にチラシとして美術館外で配られた作品、パフォーマンスの草稿と写真、そして東京国立近代美術館やオランダ、ミッテルブルグにおるパフォーマンス映像をご覧いただく予定です。どうぞ、ご期待ください。

 

 

松澤宥 出品作品

  • 草稿
    『死のテーマ ヴェネチア・ビエンナーレに』『タントラを巡ってさまよう』『A Black Hole』他
  • 九字九行作品
    『超人類の果て』『ドリコソマ』『エニグマ22』他
  • パフォーマンス草稿
    『諏訪湖に白紙絵画を見せる』『私の死』他
  • チラシ作品
    『ああニルああ荒野におけるプサイの秘具体入水式』『プサイの死体遺体』『プサイ函』他
  • 松澤宥パフォーマンス写真他
    長沼宏昌 撮影