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【延期のお知らせ】王子駿 絵画展「別の世界 Another world」

2020.4.28(火)〜5.3(日) に予定していたGセレクション 王子駿 絵画展「別の世界 Another world」(另一个世界)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う広島県の休業要請に応じて、延期させていただくことになりました。
すでにDMでのご案内をさせていただいており、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございませんが、作家と来場者のみなさまの安全を第一と考え、このようにさせていただくことにいたしました。何卒ご了承ください。
また、延期日程につきましては、決まり次第お知らせさせていただきます。

 

 

 

 

「別の世界 Another world」

 

あえて写実的な表現で非現実的な存在感を創り出したいと思っていた。
油彩技術の誕生はインプリミトゥーラやグラッシなど不透明と透明色の層を重ねていくことによって二次元の画面に三次元空間の模倣ができるようになった。しかし、最初にオイルを絵画に取り入れ、人間や物をより現実的な表現する行為はリアルのためではなく、存在を表現するためであった。空間の模倣はある意味で存在そのものを理解し描くが、存在は我々が生きている空間と共に視覚を超えるものである。

写真の様に見えるのはカメラが我々の視覚が多少同じように捉え方の像を作るのだ。しかし、カメラが捉えた画像はリアル感があると言えるが、存在感があるとは言えないと考える。存在そのものを表現するのは視覚を理解し、視覚以上のものも感じないといけない、つまり視覚を拡張しなければならないのである。

タイトルの「別の世界」は、自分にとっていくつかの意味が含まれている。絵を描き続け、生きて、死ぬ。自分の描き続ける行為の元にあるもの、何故描写するのか、人間を描くのか、現実を表現したいのか、なぜ油彩が作られたのか等に対し、それらバラバラのように見える疑問はどうやら私の中で答えが統一されたようであった。
(王 子駿)

 

 

王 子駿 O Shishun (Wang Zijun)

中世のクラシックな絵画処方や図像学を再建築的に研究し、それを現代に齎すあらゆる表現の可能性を追求しつづ創作活動を行なっている。
1990年 中国・福建省生まれ。
2011年 21歳で渡日
2018年  広島市立大学大学院博士前期課程芸術学研究科造形芸術専攻 修了
現在 広島市立大学大学院博士後期課程芸術学研究科造形芸術専攻 在学
■受賞その他
2016年 独立行政法人国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター芸術賞・優秀賞(所蔵,広島)
■主な個展
2018年 個展「Toward the light」(旧日本銀行広島支店,広島)
■主なグループ展
2014年 「アートの森」絵画展(iichiko総合文化センター,大分)
2015年 「別府若手作家油彩画展」(別府市美術館,大分)
2016年 独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター 60周年展(広島)
2017年 「642 Conference」展(ギャラリーブラック,広島)
清風会芸術奨励作品展 (広島)
2018年 641諏訪敦研究室特別講義「篠田教夫 鉛筆画の臨界点」成果展(東邦アート,東京)
「両洋の若眼」展 (ギャラリーF,広島)
2019年 「1km以内の人物画」展(Atmosphere,東京)
2019年 「版画部展」(横川装苑,広島)
「犀の角たち」(ギャラリーアートもりもと,東京)