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Gセレクション あわいの[を] 立石剛(音)・羽鳥智裕(花) 展

  • 2023年10月31日(火)~11 月12日(日)月曜休廊
  • 11:00~20:00(最終日は16:00まで)

 

 

「音楽」とは。「花をいける」とは。
それぞれの本質を追うふたりによる広島で初めての展覧会です。

 

向かい合うものの間を意味する「あわい」。内と外のあわいとも言えるガラス張りの空間は、一見からっぽのように見えるかもしれません。だからといって、本当にそこには何もないのでしょうか。
作品は、あなたが訪れることではじまり、時間とともに変化していきます。それひとつでは意味をもたない文字「を」のように、この展覧会はあなた自身がこの空間に関わることによってのみ成立するのです。

 


 

ワークショップ 
[みみ ひらいて
はな てにとり
はこに    ]

 

アーティストふたりといっしょに広島の街をお散歩しながら、音(音楽)や花をいけることへの考え方を共有し実践するワークショップ。そこにありながらも気づいていなかった街の音を聴き、自分だけの「花」を箱にしまって持ち帰りましょう。

 

開催日時:2023.11.4(土)・5(日)両日14:00〜16:00
集合場所 gallery G
定員各回 7名
要予約・参加無料
お申し込みはgg@gallery-g.jpまで(参加日/お名前/お電話番号をお知らせください)

※11/5(日)は予定人数に達したため、お申し込みを締め切りました。

−「音が人の心と関わった時に音楽になる」(立石)
人の耳は必要とする音を優先的に聞きとろうとするため、意識の外にたくさんの音がこぼれ落ちています。これまで聞いていなかった音を意識的に聴くことで、ものの見え方は変わってきます。
−「花とはFlowerだけだろうか」(羽鳥)
だれかが美しいと思ったものは「花」になりうるかもしれません。それがたとえ石ころや、虫の死骸で、自分にしかその価値がわからなかったとしても。

 

 

 


 

 

立石剛 TATEISHI Gou
1977年 東京の下町でうまれ育つ。独学で音楽を学び、音楽家として活動の後、様々な事物を音で繋ぐことを模索するアートユニットeje(エヘ)として活動を展開。2017年より個人での活動を開始する。何気ない日常の風景を詩的風景へと高めていく映像作品「drawing」や、あらゆるものの境界に作用し、それらを一体化させる「emulsion music(乳化音楽)」を考案。「音楽」と、その音楽がもたらす「関係性」に注目した作品制作に取り組む。
https://goutateishi.com/

 

 

羽鳥智裕 HATORI Tomohiro
1978年 埼玉県桶川市うまれ。東京都港区の老舗生花店でいけばなの世界を知る。2003年に新宿のカフェで初個展。以後、人間を花の器とするライブいけばなや、音楽家と共演したライブパフォーマンスを国内外で行う。
2011年に東京から広島に移住。知的障害者支援施設でアートを担当しながら広島を拠点に活動している。ユニット「ちぎれた女」、「ドゥエンデのねぐら」など。