本展覧会は、修道高校出身の6名の作家による「日常の中の創造性とアートの繋がり」をテーマとした展覧会である。 芸術を専門的に学んだ作家だけでなく、普段、営業職や教職員などの一般職が混合で参加する企画となっている。 一般的に、アートと呼ばれるものは、普通の生活とは離れており、自分には理解できない特別なものとして距離を置か れることが多い。しかし、人間の持つ”創造性・表現”とは、日常と地続きであると考える。例えば、機嫌のいい時の鼻歌 やメモの中のちょっとした落書き、料理の盛り付けのように、身近ないたるところに存在し、それがアートへと繋がって いる。そして、どのような仕事をしていたとしても、人生の充実において”創造性・表現”がそばにあることに気づくこと は、新しい挑戦へのきっかけとなる。このような考え方を広く一般へ発信していきたい。