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ハマアツァへーto Hamaatsaー

黒住 奏 個展
ハマアツァへーto Hamaatsaー

  • 会期|2026/4/28(火) → 2026/5/10(日)会期中無休
  • 時間|11:0019:00(最終日は16:00まで)

 

  • オープニングパーティ|4/28(火)18:00
  • ギャラリートーク|5/2(土)14:00

 

写真集『ハマアツァへ―to Hamaatsa―』の刊行にあわせ、本展ではその制作の背景に流れていた時間と物語を、あらためて空間にひらく。出発点は、2021年の個展「from where I am」。作者自身が立つ場所から土地と向き合い、アメリカ南西部で聞いた物語を、写真と言葉でたどった。その経験は一冊の本となり、さらに本作『ハマアツァへ―to Hamaatsa―』へと続いていく。「from」と「to」のあいだには、語りが受け渡され、物語が次の場所へと向かっていく時間が流れている。


 本作で捉えられる土地は、ただのランドスケープではなく、ひとつの存在として向き合ってきたポートレイトである。そこに息づくのは、土地の表情や沈黙、そしてアメリカ先住民のストリーテラーたちによって受け継がれてきた声の気配だ。
 土地は背景ではなく、記憶を抱え、物語を語る存在である。写真は「見るための像」ではなく、「語りに立ち会うためのかたち」としてそこに置かれる。

 

 


 

写真集『ハマアツァへ -to Hamaatsa-』 2026年4月20日左右社より刊行



 

ニューメキシコの高原沙漠、この上なく清浄な大地。ひとりそこを旅する彼女が
見出したのは物語の回帰だった。彼女の写真が、循環する時の窓になる。

ー管啓次郎(詩人)
写真集 『ハマアツァへ -toHamaatsaa-』帯文より

 


 

黒住 奏 Kanade Kurozumi 

写真家、文筆家

広島生まれ。ニューヨークで映像を学び、メディア業界に携わった後、帰国。
その後、アメリカ先住民文学へと関心を深め、広島大学大学院にてアメリカ文学を研究する。

土地·記憶·物語の関係性をテーマに、写真と言葉のあいだを往復しながら表現を続けている。

現在は広島の大学で教えながら、温泉の湧く里山で家族と暮らす。文学研究と実践が響き合う暮らしの中で、土地が語る声に耳を澄まし、日々の物語を紡いでいる。