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Lomiko 個展 長くなるから

  • 会期:2021.3.9 (Tue) – 14 (Sun)
  • 時間:12:00-19:00 (Last day-16:30)

 

制作とは何か、完成とは何か、書道とは何かの答えは一つではない。私はこの紙を選択し、猪の牙で表面を磨いてストロークの痕を残し、サインはせずにトリミングをして、タイトルとコメントをつけた。これは字を書く前の紙であるが、同時に書かないで呑み込んだ言葉がここにあることを示している。何かが書いてあることによってのみ、メッセージが存在するのではない。何も書いていないからと言って、何も発していない訳でもない。それは上手に言葉で気持ちを伝えたり、文章にまとめることができる人もいれば、そうでない人もいるのと同じである。黙っている人が、いない人ではない。
これは届けることのできない言葉をモチーフにした書道作品である。

 

 

Lomiko

1975年北海道生まれ、埼玉県出身。幼少から書にしたしみ、20代で自宅にて書道教室を開く。ドラマ・映画の「トリックシリーズ」では、書道指導や広告用題字、手元吹き替えなどを担当(2005~2014年)した。その後学位を取得し、大学やカルチャーセンターなどで、漢字・仮名・篆刻を指導し、書法研究と教育に努める。また江戸時代の書に関する論考を複数発表している。40歳以降は制作に軸足を移し、精力的に創作に取り組んでいる。

筑波大学大学院卒 博士(芸術学)・書道師範・毛筆書写技能検定1級・硬筆書写技能検定1級(文部科学大臣賞受賞)・曽祖父は篠田浩堂

https://www.instagram.com/lomiko_t/