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Gセレクション Myu Hanaoka + Masako Kato「すると、」

Gセレクション
Myu Hanaoka + Masako Kato「すると、」

 

  • 会期|2024年9月18日(水)〜 9月29日(日)| 月曜日休廊
  • 時間|11:00〜19:00 (最終日は16:00まで)

 

  • レセプションパーティー | 9月20日(金)18:00〜20:00

 


Myu Hanaoka + Masako Katoは、揺れ動く様々な事象の境界について、その存在への問いや新たな解釈を作品として可視化する。この制作プロジェクトは、それぞれの移動の経験や、2人のコミュニ ケーションやから生まれる偶発性を基にした継続的なものである。

展覧会「;」(ケルン・ドイツ/2023) に続き、この度は、展示「そして、」(愛知) –「すると、」() –「そういえば、」(東京) を行う。

3会場間の物理的な移動に誘発される、継続性や循環性、身体の移動とそれに付随する所有及び制限の関係をテーマに、花岡は絵画、加藤は映像をそれぞれ主な媒体としてインスタレーション作品を展開する。

 

巡回情報

名古屋:9/6(金)-13(金)

「そして、」

TOUTEN BOOKSTORE

456-0012 愛知県名古屋市熱田区沢上1丁目6-9

営業日・時間|月曜日~土曜日・祝日 10:00 – 18:00(平日金のみ – 21:00

休業日|日曜日、第1・3月曜日

「そして、」

金山ブラジルコーヒー

460-0022 愛知県名古屋市中区金山4丁目6-22 金山コスモビル1

https://kanayamabrazil.net/

 

東京:12/3(火)〜8(日)

「そういえば、」

Goethe-Institut 東京

107-0052 東京都港区赤坂7-5-56

 


  • 作家略歴

花岡美優

日本絵画の古典技法を用いて、「土地や文化が持つアイデンティティの再考」をテーマに制作する。様々な背景によって定義づけが曖昧とされてきた日本画から、多覚的な要素を抽出し、それらを軸に現代社会の仕組みや環境に置き換えてコンセプトを組み立て、従来の「日本画」の脱構築を試みている。近年の制作過程には絵画の移動が組み込まれ、絵画自体が持つ場所性を問いかけなおし、作品を通じて、流動的な場所性から絵画のアイデンティティや土地に付随するイメージの再定義を行っている。

 

2018年 広島市立大学 芸術学部 日本画専攻 卒業

広島市立大学 芸術学部 現代表現領域 非常勤助教

2021年 Kunstakademie Münster, Deball class (sculpture) 留学

2023年 東京藝術大学 絵画専攻 壁画第一研究室 修士課程 修了

 

主な展示

2017年 対馬アートファンタジア学生展示(旧対馬市久田小学校内院分校・長崎)

2019年 藤里REC(藤里町・秋田)、OPEN SPACE(D.A.AURA・光州/韓国)

2020年 虚像の家ワークショップ(江南住区センター・東京)

2021年 絵の置かれたリビング(シェアアトリエniu・埼玉)

2022年 RUNDGANG 2022(Kunstakademie Münster・ドイツ)、線のワークショップ(絵画工房 /Kunstakademie Münster・ドイツ)

2023年 ;(Tenri Japanisch-Deutsche KulturWerkstatt e.v.

・ケルン/ドイツ)、氾濫する記号的ロジスティクス(movement by G/P +abp・静岡)、個展HOME-HOLE-DOME(THE POOL・広島)

 

加藤雅子

加藤雅子は制作を通し、様々な要因から生じる境界の曖昧性について探求している。境界は、分離と接続という、それそのものが両義的な性質を持ち、固着性を持たない揺らぎやすい何かである。主に映像など物理的な形を持たないデジタルの媒体を用い、境界を注視することで映し出される人間そのもの不確実さと、人がいかに境を超えていけるのかについて、問いを投げかけている。

 

2002年 愛知淑徳大学文学部コミュニケーション学科 (現・心理学部心理学科) 卒業

2003年日本デザイナー芸術学院夜間部写真専攻(名古屋)卒業

2019年 Det Kongelige Danske Kunstakademi(デンマーク)ERASMUS奨学生として修士課程 メディアアートスクール Angela Melitopoulos 教授に師事

2022年 Kunstakademie Münster(ドイツ)Freie Kunst 修了

Mariana Castillo Deball教授 よりマイスターシューラー号取得

 

主な展示

2017年 Akademie [Arbeitstitel] (Kunsthalle Düsseldorf・ドイツ)

NRW.BANK Junge Kunstpreis 2017 (NRW.BANK Düsseldorf・ドイツ)

We cooperate (Q-Exhibition Space ・コペンハーゲン/デンマーク)

2020年 Rundgang 2020 (Kunstakademie Münster・ドイツ)

2021年 uatsh-tide-uatsh (dst.galerie ・ミュンスター/ドイツ)

nichts nichts nichts, außer aber alles (Alte Villa des Kunstmuseums Gelsenkirchen・ドイツ)

onomato 奨学金受賞者展 (onomato künstlerverein・デュッセルドルフ/ドイツ)

2023年 ; (Tenri Japanisch-Deutsche KulturWerkstatt e.v.・ケルン/ドイツ)