この度は京都在住の作家3人による絵画の展覧会を開催いたします。
参加メンバーは少女を主なモチーフとし現代の情景を描き出す大槻香奈、
風景をモチーフに主観と客観を行き来しながら独自の視点を切り取る中比良真子、
風景や人物その他様々なモチーフを同等の質量を感じながら描く中村至宏です。
いずれのメンバーも風景を主な要素として画面構成をしているものの、
そのモチーフの扱い方は全く異なっており、しかしどこか同じ価値観を共有しているようにも見えます。
この共有と差異がひとつの空間に共存する心地よさを展示を通して伝える事ができればと思っています。