KATO Koji solo exhibition
For Whom We Fight ”A-side”
広島というこの土地で、歴史と向き合い、あるいは距離をとりながら、繰り広げられる表現の葛藤の蓄積と対置したとき、自分自身の活動もまた「ある強い力を持つ何か」に近づいたり、離れたりを繰り返し、その構造全体を見ようとしてきたことに気づかされる。それは、自分がもしも力を持ってしまいそうになった時に、いかに批判し、いかに逃げ切れるかに関わってくる。過去の誰かの営為を機械的に繰り返さないための、予防線にもなるはずだから。
同時開催
加藤 康司 個展 For Whom We Fight ”B面”
2021.8.8 (Sun) – 21(Sat) closed on Mon,Tue
14:00〜19:00
THE POOL
広島市広島市中区東千田町2丁目13-18
https://www.the-pool.info/
企画・主催・会場:一般社団法人HAP、THE POOL
加藤 康司(For Whom We Fight プロジェクトチーム:加藤 康司、山本功、権祥海)
リーフレットデザイン・カネコ モネ
特別協力:広島舟入・市女同窓会
加藤 康司
1994年生まれ。2016年弘益大学校(韓国)交換留学。2021年東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻修了。 行き止まりスタジオ主宰。PARADISE AIRコーディネーター。
映像、立体、絵画など多様なメディアを用いて、協働性や政治性に焦点を当てた作品を制作。近年ではコラボレーションの手法を多く取り入れ、歴史化された権力構造からの逸脱、再解釈を試みる。
主な展示に、「地に結ばれたる者」北千住BUoY(東京)、「Re: mind the GAP」HART Haus(香港)、「Barrak: survibes Bangkok Biennial 2018」ホワイトライン(バンコク)、「Openness? : 自由を手に入れるための方法」特火点 l tochka(東京)、「第8回 前橋映像祭 2017」旧安田銀行担保倉庫(群馬)など。
CV
主な個展
2019
「爆発の輪郭線」Toride Genkan Gallery(茨城)
「父を語ることは、世界を語ることかもしれない」blanClass(神奈川)
主なグループ展
2020
「前橋映像祭2020」(オンライン)
2019
「地に結ばれたる者」北千住BUoY(東京)
「Pop-up ExhibitionーA Second Look」PARADISE AIR(千葉)
「GAPオープンスタジオ@陳列館 ─ 進行中」東京藝術大学陳列館(東京)
「石の体温(と)呼吸の足跡」遊工房アートスペース(東京)
「Strange Neighbor」ARTPARK(ソウル)
「SPARK: The Science and Art of Creativity」大館(香港)
「TRANSCENDING BORDERS」Central Saint Martins Window Galleries(ロンドン)
2018
「Re: mind the GAP」HART Haus(香港)
「Barrak: survibes Bangkok Biennial 2018」ホワイトライン(バンコク)
「Openness? : 自由を手に入れるための方法」特火点 l tochka(東京)
「「生き抜くために、創るのだ」 BARRAK アンデパンダン」BARRAK(沖縄)
2017
「第8回 前橋映像祭 2017」旧安田銀行担保倉庫(群馬)
アーティスト・イン・レジデンス
2019
Gud Skul (インドネシア、ジャカルタ)
Ace House Collective (インドネシア、ジョグジャカルタ)
<連続ギャラリートーク>
【第1回】ゲスト:角奈緒子 (広島市現代美術館学芸員)、加藤康司(アーティスト)
【第2回】ゲスト:長谷川新 (インディペンデントキュレーター) 、加藤康司(アーティスト)