大井健地って何者?
東京藝術大学を卒業し、
編集の仕事をし、
美術館の学芸員をして
大学の教授まで、
はたまた地域の図書館や芸術家を支援する活動もした。
そんな彼の仕事は多岐に渡り、
それらの土台となったラフスケッチや校正原稿、
大井健地の愛が感じられる資料や書籍、
大井健地を知る友人知人から集めたモノを展示し、
大井健地の仕事の全貌を知る努力をしてみました。
大井健地(おおい けんじ)
1947年 1月30日 三重県で生まれ岡山県で育つ(本名 健二)
1972年 東京芸術大学 芸術学部 芸術学科 卒業
1972年 筑摩書房 編集部員。美術商会評論執筆
1986年 広島県立美術館 学芸員。「靉光」「浅井忠展」など企画担当
1994年 広島市立大学国際学部で「美術史」「博物館資料論」など講義 専攻、日本近代美術史
2012年 広島市立大学教授・芸術資料館長 退任、広島市立大学名誉教授
2019年 3月1日 慢性閉塞性肺疾患のため72歳で死去
役職
広島県立図書館の友の会会長、広島日伊協会理事
著書
『靉光デッサン集』(岩崎美術社、1989)
『大井健地の美術図書館』(形文社、1998)
『絵のまえ本のうしろ』(渓水社、2012)
共著
『観光コースでない広島』(高文研、2011)
執筆活動等
1982~2009「緑林」同人誌
1988~1999「大井健地の美術の窓図書館」を美術の窓(生活の友社)に連載
1989~1992「カキトルテ」同人誌・グループ展
1992~2019 広島県立図書館 友の会の運営に携わる
2000~2019「せこへい世界の子どもの平和像」の運営に携わる
1997~2003「FOSEMIKOFY」同人誌・グループ展
2000~2018 広島市立大学語学センター Newsletterに連載
2004~2008 季刊「G」にArt Column連載
2009~2013 AGに連載
2013 中国新聞に「月曜学芸館」連載
2014~2015 ヒロシマ・ナイタートに「夜のアートな物語」連載