広島生まれ。立正大学卒業。銀行、建築設計事務所勤務を経て、印刷会社を起業しコンピューターを使用した版下デザインを始める。CGでのイラストレーションを独学で勉強したのち、精力的にコンペに出品し、1998年には「イラストレーション誌/ザ・チョイス」「アーバナート審査員賞」「ペーター賞」などを連続受賞した。美しい日本画の表現を目指しながらも、コンピューターを日本画材以上の”画材”として可能性を追求。広島に拠点を置き、フリーのイラストレーター・画家として、美人画を中心に風景・静物画とさまざまなジャンルにおいて、新たな日本画的表現を探るべく活動していたが、病に倒れ、昨年他界した。
本展では、大手企業の広告ポスター、グッズ、書籍の装丁、挿絵、絵本、CDジャケットなど、多岐にわたって手掛けてきた彼の仕事を振り返る。
1999年 青山ピンポイントギャラリーにて初個展(以後3回)
2002年 東京都写真美術館にて文化庁メディア芸術祭に出品展示。
文化庁メディア芸術祭中国展に参加
2006年 第一回丸の内カウパレードに出品参加
2008年 新宿伊勢丹にて「田中修一郎絵画展」を開催
2010年 ART TAIPEI(台北国際芸術博覧会)参加 など
「書籍」
講談社・新潮社・角川書店・幻冬舎・学研・徳間書店・双葉社・二見書房・竹書房・昭文社・日本航空・宝島社・文藝春秋・ベストセラーズ・Mdn・ベネッセ コーポレーション・中央公論社・毎日新聞社・永岡書店・ぶんか社・技術評論社など (単行本カバー、文庫本カバー、雑誌表紙・挿絵)
「広告系」
阪急百貨店ポスター・パルコポスター・ラフォーレ原宿ポスター・武蔵野銀行ポスターグッズ・勇心化粧品CM,ポスター・不動産広告ポスター・KIRINト ローピカーナパッケージDoCoMoクラブグッズ・明石ステーションポスター・オペラ蝶々婦人ポスター・オペラじゅごんの子守歌ポスター・高水学園ポス ター・フランスワインパンフレット・広島東洋カープグッズ広告・せんねん灸広告・インテルHP壁紙・ASAHIビールグラス・宝くじのイラストなど
「カレンダー」
トステム・ユポ・富士火災
「その他」
テレビ東京「ハマラジャ」ロゴ・テレビ東京「忠臣蔵」ポスター・CDジャケット都はるみ・絵本「舌切り雀」・WWF環境ポスターなど