会期:2019.7.9(tue)-14(sun)
時間:11:00-19:00(last day -16:30)
<出展作家>
奥田 秀樹 Okuda Hideki
加藤 宇章 Kato Takafumi
久保田 貴美子 Kubota Kimiko
鳥谷部 圭子 Toriyabe Keiko
福島 俊を Fukushima Toshio
「トライのユライ」
2009年春、ソウルのギャラリー「ジノ・コンガン」にてドライ展が開催された時。
ソウルの居酒屋で韓国のアーティスト達とマッコリを飲み交わしながらの会話で
”ドライ”の命名について聞かれた。
そもそもは2003年、奥田秀樹、久保田貴美子、福島俊をの3人が、
立体、平面、インスタレーションの3つのジャンルのコラボレーションにより、
実験的な表現を行うということで、ドイツ語の”3”からDrei(ドライ)と命名したのである。
しかし2006年に加藤宇章が、また2007年には鳥谷部圭子が参加し5人になったため、
その”3”には意味がなくなってきたところである。
再びソウルの居酒屋。
韓国語でドライという言葉はなけど”トライ”はあると。
そしてその意味は”石頭の子ども”転じて”ちょっと変わった人”。
それを聞いたドライのメンバーは一斉に「これだ!」と思った。
皆、変に自覚しているのだろう。その場で即、「次回のドライ展は”トライ”に変えよう」
ということになった。というわけで2009年より”トライ”として再出発した。
TRY、より実験的により挑戦的な表現を追求していく個のコラボレーションとして。
ちなみにトライを漢字で書くと”虎威”(?)。
虎の威を借る狐かもね(笑)
というわけで、今回は「祝♪トライ10周年」!