2021年10月29日
まちかどで音楽に出会える街、広島。お散歩中や、美術館・ギャラリーへの行き帰りなど、道ゆく人々に豊かで軽やかなひとときをお届けする「音街」シリーズ。
この度は、サックスとダンスによるインプロビゼーションプログラムです。
街と音と身体が呼応しあい溶けあって生まれる、美しく儚い時間をぜひお楽しみください。
加藤 和也(かとう かずや)
デンマーク政府奨学金を授与され渡欧し、デンマーク王立ユラン音楽院大学院ソリストクラス修了。 2008年 第2回ジャン=マリ ロンデックス国際サクソフォンコンペティション セミ ファイナリスト。ユラン音楽院にてティーチンクグアシスタントを務めた後に2012年に帰国。瀬戸内国際芸術祭 2013、2016、2019に参加し 2013、2016では開会式・閉会式にてソロパフォーマーを務めた。 これまでに広島、東京、オーフス(デンマーク)、ニューヨーク(アメリカ)でリサイタルを開催した他、 2014年に愛知県立芸術大学芸術講座、2019 年にはデンマーク王立ユラン音楽院にてマスタークラス・ワークショップで講師を務めた。 現在は演奏活動を始め、作曲家と共に新しい作品を作曲するための協働や、他ジャンルのアーティストと活動、美術館やギャラリーでの演奏会の企画など活動は多岐にわたる。
https://kazuya-saxo.wixsite.com/kazuya
新庄恵依(しんじょう めい)
ダンサー、振付家。日常的な身振りをモチーフに、身体と空間の関係を考察したダンス、パフォーマンス等を制作している。またMVへの出演や音楽家との共演も行う。東京藝術大学音楽環境創造科卒業後、同大学大学院美術研究科修了。主な作品に、観客とパフォーマーが一対一で行うパフォーマンス『なにもないへや』(2014)や、都市の設計を振り付けとして解釈し直す映像シリーズ『Chor(e)ography』(2013-2019)がある。広島で被爆した女性のインタビューを元に制作したパフォーマンス『ひろしまの家』(2018)はSICF19 PLAYにて山城大督賞を受賞。